公式戦連勝中の藤井聡太四段(14歳)が公式戦連勝記録を伸ばして注目を浴びていましたが、7月2日とうとう連勝にストップがかかりました!止めた相手は佐々木勇気五段です。
佐々木勇気五段については「まとめ」の部分についてご覧ください。
2017年6月4日時点で20連勝し、歴代6位タイ記録ですね。 ※記録更新されれば記事更新します。
6月10日に2連勝、歴代単独2位の25連勝になりました!まったく負ける気がしませんね。恐るべし強さです。 ※2017.6.10追記しました!
6月15日、順位戦C級2組で瀬川晶司五段に苦しみながら108手で勝利し、26連勝となりました。 ※2017.6.15追記しました!
6月17日、朝日杯将棋オープンで藤岡隼太アマに勝利、27連勝としました。 ※2017.6.18追記
6月22日、王将戦1次予選で澤田真吾六段に勝利し、トップタイの28連勝!
※2017.6.22追記
6月26日、竜王戦決勝トーナメント1回戦で増田康弘四段に勝ち、連勝記録を29に伸ばし、単独トップとなりました! ※2017.6.29追記
ちなみに1位から6位をみておきましょう。
順位 | 棋士名 | 連勝 | 年度 |
1 | 神谷広志八段 | 28 | 1986-87 |
2 | 丸山忠久九段 | 24 | 1994 |
3 | 塚田泰明九段 | 22 | 1986 |
羽生善治三冠(王位・王座・棋聖) | 22 | 1992 | |
山崎隆之八段 | 22 | 2002-03 | |
6 | 有吉道夫九段 | 20 | 1984 |
ここしばらく20連勝以上はなかったこともあって、世間が騒ぐのも仕方ありませんね。
そんな藤井四段、公式戦では連勝中ですが、非公式ではありますが途中で負けています。
その相手と時期についてみてみましょう。
また、最新の対局予定も調べてみました。
せっかちな方?はこちらを知りたいでしょうから、先にこちらから見ておきましょうね。
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次の対局はいつ?
29連勝でストップした次の対戦は7月6日(木)に、第76期名人戦・順位戦C級2組でコーヤンと呼ばれる中田功七段と対戦します。
この対局は、AbemaTVで完全生中継が決まっていて、午前10時から開始、放送は午前9時30分からとなっています。
連勝の後の対局に注目が集まっています。 →終盤押し切って勝ちました!30勝目ですね。
30連勝を目指す次戦は、7月2日(日)「第30期竜王戦 挑戦者決勝トーナメント2回戦」で、佐々木勇気五段と対戦します。 →終了しました。とうとう連勝ストップです!
次戦もニコニコ生放送で10時から中継されます。
次戦は6月26日(月)開催の「第30期竜王戦 挑戦者決勝トーナメント」にて、増田康宏四段と対戦します。 →終了しました。もちろん勝って29連勝!!
この模様はニコニコ生放送で中継が決まっています。
最近の対戦記事は以下にあります。
次の対局予定は、2017年6月7日(水)に関西将棋会館(水無瀬)で開催される
「第2回上州YAMADA チャレンジ杯」になります。 →終了しましたね。
J:COM・ケーブルTV・スカパー!・ひかりTVの囲碁と将棋の専門チャンネル「囲碁・将棋チャンネル」で9:55から都成竜馬四段との対局(1回戦)が生中継で放送されます。
ただし、「将棋プレミアム」で放送を楽しむには、最低でも「1day会員」(550円(税込))になる必要がありますのでご注意ください。
また、日本将棋連盟の「日本将棋連盟モバイル」をダウンロードすると、対局の”棋譜”をリアルタイムで観ることができます。
あくまで”棋譜”なので棋士の表情や雰囲気をつかむのは難しいですね。
対局は3回戦で、1回戦を勝ち抜くとそのまま2回戦、3回戦へと駒を進めます。
【2回戦】 1回戦の勝者 vs 阪口 悟五段(12時55分から)
【3回戦】 2回戦の勝者 vs (宮本 広志五段または今泉 健司四段の勝者)(15時25分から)
つまり、勝ち続けると+3勝となり、23連勝で一気に歴代3位まで登ります。
「1day会員」でも十分価値があるのではないでしょうか?
対局はすべて五段以下の対戦者となり、連勝記録を伸ばす確率は高いといわれていますが、一日三局は体力・精神力ともかなりきついでしょうね。
その後、6月10日(土)に「第3期叡王戦予選」で、
24勝目:対 梶浦宏孝四段
25勝目:対 都成竜馬四段
となりました。 →こちらも終了しました。
25連勝後の対戦は以下です。
6月15日(木)に「名人戦順位C級2組」で瀬川晶司五段と対戦します。→こちらも終了しました。
当日の模様は、名人戦棋譜速報、携帯中継で放送されます。
要チェックですね。
27連勝、28連勝がかかる対戦は以下となります。
6月17日(土) →終了しました。
第11回朝日杯将棋オープン戦 藤岡隼太アマ
※日本将棋連盟および朝日新聞デジタルで棋譜中継がされます。
6月21日(水) →終了しました。
第67期 王将戦一次予選 澤田真吾六段
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過去負けた相手は誰?
公式戦連勝中の藤井四段ですが、非公式ながら、2017年5月7日、岡崎市で開催された「第24回将棋まつり」の対戦で負けています。
このニュースを聞いた時は、非公式とは知らなかったのでとても驚きました。
”非公式対局”と聞いて安心したと同時に、負けは負けなのでは?と正直思いましたが…
なお、負けた相手は1990年生まれの27歳、豊島将之八段です。
2007年4月に、史上初の平成生まれのプロ棋士となりました。
愛知県に生まれ、大阪府で育ち、関西大学文学部に入学しましたが、中退しています。
棋士としての活動が忙しかったんでしょうね。
「関西若手四天王」のひとりといわれる実力派です(他は糸谷哲郎八段、村田顕弘五段、稲葉陽八段)
初の公式戦は、第36期新人王戦で、14歳6ヶ月で最年少記録でしたが、藤井四段が14歳5ヶ月で更新。何か因縁深さを感じます。
また、2014年に開催された「第3回将棋電王戦」で負けていたコンピュータソフトにプロ棋士として初めてかったのも豊島八段でした。
「はじめて」という言葉が似合う棋士なのかもしれません。
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まとめ
将棋に限らず、最近の中学生は凄い!というレベルを超えた活躍をしています。
卓球男子の張本智和さん(13歳)も活躍していて、ちょっと地味な感じの卓球界も活気づいていますね。
破竹の勢いで連勝を続けている藤井聡太四段。
いったいどこまで連勝を続けるのか、また、いったい誰が連勝記録に土をつけるのか、が非常に楽しみですね。
冒頭でもお伝えしたとおり、連勝は29でストップしました。
連勝を阻止したのはイケメン棋士の佐々木五段です。
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