最近、北朝鮮がミサイルを頻繁に発射し、日本近海に着水しています。幸いなことに、現時点では実質的な被害はでていません。
ただし、日本をはじめ間接的な影響が出ているのは確かですね。
いったいどんな影響が出ているのでしょうか。
気になるので調べてみました!
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J-ALERT
ミサイルはスパイ衛星などに動きを捉えられないように夜間に発射台に運ばれるため、早朝の発射が多くなります。
テレビ番組
ミサイルが発射されるたびに全国瞬時警報システム(J-ALERT)が発令され、テレビ各局は通常の番組を休止または延期して、ニュース番組に切り替わります。
楽しみにしていたNHK連続テレビ小説が・・・
地域住民
早朝から怖い音を何度も聞かされると、いつ起こるかわからない地震のようで精神的にきついです。
Jアラートを受信しても、避難の方法は限られるため、どうしていいかわからないですよね。
【屋外にいる場合】
・近くのできるだけ頑丈な建物や地下街に避難する。
・適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ頭部を守る。【屋内にいる場合】
・できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動する。出典:国民保護ポータルサイト
誤報も少なくないということで心の休まるときがありません。
また、通勤時間帯に列車が止まることも増えており、被害に合っている人も少なくないはずです。
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飛行機
ルート変更
ヨーロッパの航空会社が日本と欧州を結ぶ便で、日本海上空を通るルートから日本列島上空を通るルートに変更しています。
8月の時点で5社変更しており、そのうちの1社ルフトハンザ航空は「危機管理の一環としてルートを変更した」とコメントしています。
なお、日本国内線のルート変更は本記事記載時点(2017.9.22)では確認されていません。
撤退
北朝鮮がターゲットと名指ししているグアムへの観光客がへっているようです。といっても旅行をキャンセルしたり、控えているのは日本人が多く、お隣韓国は堅調とのこと。
日本からの観光客の減少により、デルタ航空が、成田-グアム便を2018年1月をもって撤退すると発表。
さらには、LCCの香港エクスプレスも「地政学上の懸念」を理由に、就航を予定していた中部-グアム線を延期すると発表しています。
今後、「地政学上の懸念」を理由に減便や一時撤退が増える可能性がありそうです。
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平昌オリンピック
北朝鮮の隣国、韓国で2018年2月に開催が決まっている平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックへの参加を見送るかもしれないと、フランスのスポーツ相ローラ・フレセル氏が発表しました。
北朝鮮との軍事境界線から80kmで「状況が悪化し、安全が確保できなければ、フランス選手団はフランスにとどまる。選手団を危機にさらすことはしない」とコメントしています。
これに対し、現時点ではオリンピック組織委員会の広報担当は、開催可否を検討することはない、と発表しています。
しかし、このまま状況が好転しなければ後に続く国や地域が増える可能性がありますね。
事情は違いますが、1980年のモスクワオリンピックで政治的な理由で約50の国がボイコットしたことを想い出します。
このときのために努力してきた選手がかわいそうでなりません。報われませんよね。
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経済
ミサイルが発射されると一時的に株価や為替が変動しますが、今のところ大きな影響はでていません。しかし、さらに緊張感を増すと、そうも言ってられない状況になるはずです。
有事の「金」といわれるように今回も金の価格が上昇しているのをみると明らかです。
株やFXを運用している方は注意が必要ですね。
まとめ
いかがでしたか?
トランプ米大統領が国連総会演説で、このままでは「北朝鮮を完全に破壊する」と表現しました。
このコメントに反発するように、金正恩・朝鮮労働党委員長が「トランプが我々のどの程度の反発まで予想し、怪異な言葉を使ったのか深く考えている」「トランプが考えていた、それ以上の結果をみることになる」と声明を発表。
どこまで本気なのか…。
まだまだいろいろな方面で影響がでそうです。
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