ハロウィンを過ぎれば待ちに待ったボジョレーヌーボーの解禁日がやってきます。
今年も楽しみですね。
でも実は、ボジョレーヌーボーについて知っているようで知らない人も多いのではないでしょうか?
いまさら聞けないボジョレーヌーボーについて改めて調べてみました。
ぜひチェックしておいてくださいね。
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そもそもボジョレーヌーボーとは?
ワインといえば、フランス!って素人考えでしょうか。
そのフランスのブルゴーニュ地方のボジョレー地域でつくられる、”その年に収穫された”ガメイ種から作られる新酒のワインをボジョレーヌーボーと呼んでいます。
ヌーボーは新酒という意味ですね。
なお、ガメイ種という品種から作られるため、赤・ロゼはありますが、白ワインはありません。
赤だけかと思っていましたが、ロゼもあるんですね。
フランスのワインが全てボジョレーヌーボーでもないんですね (^^;;
普通のワインとの違いは?
今ではフランス、イタリアやドイツといったヨーロッパ以外に、アメリカ、オーストラリアやチリといった様々な国や地域で生産され、日本でも手軽に飲めるようになりました。
チリワイン、コストパフォーマンスがよく、私も好きですね。
ワインは発酵させた飲み物で、時間の経過によっても味が変わるため、長く寝かせることも少なくありません。
そういった普通のワインとの大きな違いは、
”生産地域が限られている”
”品種が限定されている”
”新酒”
という点ですね。
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解禁日はいつ?
現在の解禁日は、11月の第3木曜日となっています。
ちなみに2017年の日本での解禁は、11月16日(木)午前0時です。
時差の関係で本場フランスより早く飲めます。ほぼ世界で一番最初に飲めるのが日本ではないでしょうか。
この解禁日ですが、実は紆余曲折があります。
当初は、ボジョレー地域で最も早くワインが出来る時期で、「サン・マルタンの聖人の日」である11月11日が解禁日に選ばれました。
しかし困ったことに11月11日が”無名戦士の日”に変更されたため、別の聖人「サン・タルベールの聖人の日」の11月15日に変更されました。
これで落ち着いたかと思われましたが、日にちを固定してしまうと(フランスでは)多くのお店が休みの日曜日にあたると売れ行きに影響するため、苦肉の策として、今の11月の第3木曜日が解禁日となりました。
このように二転三転したんですね。
また、この解禁日を決めたのはなんとフランス政府なんです!
フランスでは、ワインの解禁日というのが昔から決まっていて、12月15日に設定されていました。
それがボジョレーヌーボーだけが繰り上げられ、紆余曲折を経て今に至っているということですね。
なぜ、11月第3木曜日 なのか、すっきりしましたか?
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まとめ
いかがでしたか?
今さら聞けない、ボジョレーヌーボーについて少しはお役に立てたでしょうか。
なお、ワイン愛好家の中にはボジョレーヌーボーをあまり好きじゃない人も少なくありません。
なぜかって?
新酒なのでよくいえばフレッシュで飲みやすいのですが、味に深みがない、軽いといったところだそうです。
絵画などの芸術と同じで、人それぞれ愉しみ方があります。まったく別の飲み物として味わえば、美味しいと思いますが…
お店で気の合う仲間と飲むのもよし、ショップに行って選んで自宅で愉しむのもよし。
今年はどうしますか?
そろそろ予定立てないと♪~
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