毎年、全国各地で地震や台風など天災に見舞われますね。
あなたの地域では被害はありませんでしたか?
私の地元では、2018年6月に大阪北部地震があり、同年9月には大型の台風21号と、数か月の間に過去経験したことのない被害にあいました。
と、そんな時、火災保険・地震保険にはいっていたおかげで、いろいろ助かりました。
そんな実体験から、あまり知られていない地震保険の請求についてまとめてみましたので、参考にしてください。
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地震による被害
私は通勤途中の電車の中で地震にあいました。
電車が動いていたので、正直なところ、どの程度揺れたのかは体験していません。
ちょうど電車がホームに入る寸前に、ドンっという感覚がありました。
その直後、スマホの地震速報が鳴り、「あっ、地震だったんだ」と気づいたほどです。
すぐに家と実家に連絡するも、電話は通じず、LINEで連絡を取りました。
ほんと、こういうタイミングって携帯電話はダメですね。実感しました。
その後は、電車から降ろされ、会社にも行けず、1時間以上歩いて帰宅しました。
途中で古い建物は一部亀裂がはいったり、屋根瓦が飛んでいたり、と大変な状況でした。
果たして我が家の被害は・・・と心配しながら帰宅したのを覚えています。
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ガスが、水道が、電気が・・・
自宅に帰って、外から見ると目立った被害はなさそうでした。
ホッと一安心して、帰宅すると・・ガスが止まっていました。
地震の影響で、ガスの元栓が自動閉栓されていたんですね。
記憶が定かではありませんが、自動閉栓されること、開栓方法を知っていたので、すぐに試したところ、無事ガスが出ました。
後日談ですが、このことを知らず、また、ガス会社のホームページが見れない、ことからガスが止まった状態で一夜を過ごし、水風呂にはいった家庭も少なからずいました。
6月とはいえ、冷たかったそうです ^^;;
ぜひ、今のうちに一度開栓方法をチェックしておいてくださいね。
あと、幸いにも我が家のエリアでは停電もありませんでした。
ただし、油断していたのが「水」
一部断水からはじまり、徐々にそのエリアが広がってきました。
スーパーやコンビニに水を買いに行くタイミングが遅く、在庫なし。
目ぼしい自販機のペットボトルもことごとくなくなっていて、初動が遅かったことを後悔したほどです。
ここでも幸いだったのは、結局断水までにはならなかったこと。
今回は結構ついていましたが、備えは必要だな、と痛感しましたね。
みなさんもぜひ、備えは万全に!
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地震保険の申請
やっと本題です ^^;;
地震保険、加入されていますか?
私は加入していましたが、本棚から本が数冊落ちたり、食器棚のお皿が何枚か割れた程度。
被害らしい被害はありませんでした。
被災後、数日して保険会社から「すぐに保険金請求をしてくださいね」という封書が届きましたが、上のような被害状況だったので、まさか保険金が下りるとは思わず、何も申請しませんでした。
それから1か月以上たったある日・・・
近所の方と地震の話しになり、その方は、調査の結果、「一部損」が認められ、保険金が下りたとのこと。
近所なのでほぼ同じ構造の建物。我が家と同じで、えっ、どこが被害にあったの?という感じでしたが、壁や基礎部分に小さなキズや亀裂が数か所以上あれば、認められよ!って・・・
知らなかった!!
初めての経験で知らないことばかりだったのですが、
・被害調査は保険会社に連絡すれば無償で調査してもらえます
→保険会社の方ではなく、第三者が中立な立場で調査してくれます
・保険金が下りない調査でも無償です
ということなので、ダメもとで依頼してみて損はないと思います。
地震から2か月近く経ってからですが、保険会社に連絡を取って、調査してもらったところ、我が家でも基礎部分に数か所の亀裂があり、「一部損」が認められました。
一部損が認められると、保険金額の5%が保証されます。
地震保険が1,000万円なら50万円の保険金が下りる、ということです。
調査員の方と一緒に見て回りましたが、小さな亀裂でもしっかり見てくれました。
ひとつひとつが小さな亀裂でも、数か所あれば一部損が認められることがあるようです。
気づかないところに何かあるかもしれません。
小さいキズや亀裂だからと言ってあきらめず、調査依頼してみてはどうでしょうか?
なお、保険会社に連絡するときは「保険証書」をお手元に。
また、調査してもらう時は(できれば)家の設計図ないしは見取り図 があったほうが、スムーズに進みます。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は地震保険だけでしたが、火災保険にはいっていると台風被害が補償されます。
台風だと、屋根や瓦の被害が少なくないのではないでしょうか?
この場合は地震とは違って、まずは業者に見積もりを取り、保険会社に申請。
その内容が認められれば工事費用が補償されます。
地震保険の一部損とは違って、定額ではなく、実費ですね。
雨漏りなどがひどい場合は工事を先にして、請求することも可能ですが、場合によっては工事内容や費用が認められないケースがあるようです。
査定より高い!という場合ですね。
いずれにしろ、まずは保険会社に連絡を取って、相談してみてはどうでしょう。
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