夏に近づくと、プロ野球も週末はデーゲームが増えます。
そんな昼のゲームになると、プロ野球選手で目の下に黒い炭のようなものを塗っているに気づきませんか?
もう、かなり前からつけている選手はいますが、あれは「アイブラック」と呼ばれるものです。
そのアイブラックについてみていきましょう!
アイブラックの効果は?
太陽光や照明の光が顔に当たると、頬の出ている部分で光が反射します。
頬の上部で反射した光が目に入るのを、目の下を黒くすることで、黒い部分が光を吸収して反射を抑えることができます。
これにより、まぶしさを軽減させ、両眼のコントラスト感覚が鈍るのを防ぐことができます。
ただのファッションじゃなかったんですね。
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アイブラックの歴史は?
歴史は古く、1942年にアメリカンフットボールフットボール ワシントン・レッドスキンズのアンディー・ファーカス 選手が使い始めた(炭を塗った)のが最初といわれています。
日本では1980年代にはいってからといわれており、元メジャーリーガーの選手が使っていたのが印象的でした。
当時はちょっと怖かったのと、あれはなんだろう?という感じでしたが。
日本人は外国人に比べて彫が深くないため、光の反射が少ないこともあり、なかなか浸透しませんでしたが、近年ではデーゲームになるとよくみかけますね。
アイブラックの種類は?
黒色はじめレッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、パープル、ピンク、ホワイトと様々なカラーがありますが、基本はブラック。
ブラック以外は効果が低いともいわれています。
大別すると、グリースを塗るものと、ステッカー(シール)の2つのタイプがあります。グリースをスティックのりの形状にしているメーカーもあります。
なお、日本のプロ野球ではシールタイプが、MLBではアイブラックの起源が炭だった影響もあってかグリースタイプがよく使われています。
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アイブラックのメーカーは?
日本では久保田運動具店が「アイブラック アイバル」という商品名で2種類販売しています。
丸タイプ(楕円形)と三角タイプ(ブーメラン型)。
これです↓
アメリカではウイルソン、ルイビルスラッガー フランクリンスポーツ、ホットグローブ 、ミューラー 、アイブラック などたくさんのメーカがあります。
アメリカでメジャーなスティックタイプはこんな感じ↓
まとめ
最近ではサングラスを着用するプロ野球選手も増えて、アイブラックを利用するケースが少し減っているようです。
6枚入りシールタイプで600円程度(税込)とお気軽に試せますのでので、草野球で一度使ってみてはいかがでしょうか?
結構目立ちますよ!? 笑
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