6月23日から大阪・ヤンマースタジアム長居で行われていた陸上・日本選手権、男子100メートル決勝で、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が、自己新記録で大会タイ記録の10秒05で優勝し、次回世界陸上の代表に内定しました。
日本選手権前は他の選手に注目が集まっていましたが、予選から10秒06を連発して、見事な勝ちっぷりでしたね。
決勝では日本人初の9秒台が出るか、と注目されていましたが、レース前から雨が降り、残念ながら、9秒台はまたもやお預けとなりました。
残念ですが次回に期待しましょう。
では、サニブラウン選手以外にいったい誰が世界陸上に出られるのか、また、世界陸上はいつ・どこで開催されるのか、をみてみましょう。
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男子100メートル 世界選手権出場者は?
今回の日本選手権では、決勝に進んだ8人のうち、5人が10秒0台の記録を持っていました。
その5人とは、
桐生祥秀選手、山縣亮太選手、ケンブリッジ飛鳥選手、多田修平選手、そしてサニブラウン選手。
大会前は桐生・山縣・ケンブリッジ3選手に、直前のレースで追い風参考記録ながら9秒台を出した多田選手が注目されていましたね。
サニブラウン選手はどちらかというとその次くらいの注目度でした。
しかし、いざ予選が始まると、予選・準決勝でともに10秒06を連発し、1位で決勝へ進みました。
決勝では、多田選手のスタートには及びませんでしたが、中盤から後半にかけての伸びが凄く、あっさりと多田選手を抜き去り、トップとなりました。
終わってみれば、雨でなければ9秒台が出たかもしれない惜しいレースでした。
なお、今回が世界陸上選考レースで、選考基準は以下なので、サニブラウン選手は内定ですね。
◆男子100メートルの世界選手権代表選考
代表枠は最大3。
<1>派遣設定記録S(9秒89)を突破
<2>参加標準記録(10秒12)を突破し、日本選手権優勝
<3>派遣設定記録A(9秒98)を突破し、日本選手権で3位以内に入った最上位。
<1>~<3>なら内定。これで枠が埋まらない場合、参加標準記録を突破し、日本選手権で3位以内の選手、参加標準記録を突破し日本選手権以外の選考レースで日本人1位かつ日本選手権にも出場した選手、派遣設定記録Aを突破し、日本選手権8位以内の選手、強化委員会の推薦があった選手から選考する。
他の2選手は、2位の多田修平選手・3位のケンブリッジ飛鳥選手で決まりではないでしょうか。
過去の実績からいえば、桐生選手も有力候補ですが、伸び盛りのサニブラウン選手・多田選手はこの勢いで何かやってくれそうな気がしませんか。
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世界陸上 会場と開催日は?中継は?
さて、2017年は世界陸上が開催されますがいったいどこで、いつ開催されるのかご存知でしょうか?
会場:イギリス・ロンドン
開催日:2017年8月4日から13日男子100メートルのタイムテーブルはこちらです。
予備予選:8月4日 27:00~
予選 :8月4日 28:20~
準決勝 :8月5日 27:05~
決勝 :8月5日 29:45
なお、世界陸上といえばTBSということで、今回も、織田裕二さん×中井美穂さんがメインキャスターを務め、放送されます。
時差があって眠いですが、がんばって応援しましょう。
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まとめ
サニブラウン選手、100メートルももちろん速い選手でしたが、メインは200メートルの選手で、本人も今季は200メートル主体でと話していました。
しかし、100メートルで一気に自己記録を予選会で更新、勢いを感じます。
このままの調子を維持できれば、世界陸上で念願の日本人初の9秒台がみれそうな予感です。
ぜひ怪我せず、頑張って欲しいですね。
また、その瞬間をぜひお見逃しなく!!
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