スイス食品大手ネスレが過半数(68%)の株式を取得、実質買収したアメリカのブルーボトルコーヒー。
ブルーボトルコーヒーとはいったいどんなコーヒーを提供しているのでしょうか。
既存ショップのスターバックス、タリーズコーヒーやシアトルコーヒーなどとの違いはどこにあるのでしょうか。
また、日本ではどこで飲めるのか、を調べてみました。
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ブルーボトルコーヒーとは?
2002年創業。アメリカ・カリフォルニア州オークランドにあり、ミュージシャンでコーヒーマニアのジェームス・フリーマン氏が焙煎したてのコーヒーを提供できるカフェを目指して立ち上げた非上場企業。
今回経営陣以外の投資家252人が持っていた全株式の68%をネスレが握ったようですね。
創業時から、サードウェーブコーヒーの旗手といわれ、コーヒー界の”Apple”とも呼ばれています。これは創業者のジェームス・フリーマン氏が自宅のガレージではじめたことに由来しているようですね。
ブルーボトルコーヒーのコンセプトは『個人の香りがするコーヒーチェーン』
マニュアル化され、効率化されるものではなく、もっと心を込めて提供するものという信念を感じます。これは暗にスターバックスなどの既存チェーンを揶揄していますね。
厳選されたオーガニック・フェアトレードの豆を自家焙煎し、1カップずつ丁寧にいれるのが特徴。焙煎後48時間以内のものしか提供せず、芳香な香りと味わいに惚れ込む人が後をたちません。
ドリップポットで蒸らしを入れて抽出するのが美味しい入れ方ともいわれますよね。ひとりひとりのために入れるので手間はかかりますが、待ってる間も楽しいですね。5分位かかるので、オーダーから10分程度待たなければいけません。
待ってる間は、右から2番めがオーダーしたコーヒーかな?なんてね…
街の美味しい喫茶店のコーヒーをオシャレな店舗で飲める、という感覚でしょうか。どうせ飲むなら美味しいコーヒーを飲みたいですよね。
残念ながら私はブルーボトルのコーヒーを飲んだことはありませんが、飲んだ人に聞いてみるとほんとに美味しいそうです。
「コーヒーのこだわりをしっかり舌で感じる」コーヒーショップなので、”Third Place”(家庭でもなく職場でもない第3の空間)とはコンセプトが違いますね。
飲みたいなぁ~。
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日本の店舗
でも、日本では見かけないですよね?
ブルーボトルコーヒーが展開している店舗は約50店舗ですが、そのうち日本では6店舗しかありません(2017年10月に7店舗目の三軒茶屋カフェをオープン予定)
・品川カフェ
・中目黒カフェ
・六本木カフェ
・新宿カフェ
・清澄白河ロースタリー&カフェ →アメリカ国外初の店舗。2015年2月6日オープン。
・青山カフェ
名前からもおわかりの通り、東京に集中しています。
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まとめ
どうしてネスレが買収したのでしょうか?
コーヒーも他の食品同様、高級化志向が強くなっており、ブルーボトルコーヒーを買収することで、さらに高級商品に注力していく戦略のようです。
ブルーボトルコーヒーもネスレの資金力を背景に、店舗展開を早めるかもしれません。
そういう意味ではWin-Winの買収だったんでしょう。
これをきっかけに早く日本の地方にも店舗展開して欲しいですね。
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