2017年の衆議院選挙、台風の影響が投票にどんな影響が出るのか心配ですね。台風が来るとどうしても外出を控えますので、投票率にも影響がでそうです。
選挙も気になりますが、純粋に”台風”のことが気になりませんか?
今回の台風も、上陸が10月後半です。一番遅く上陸した台風はいつなんでしょうか。
そんな台風についていろいろ調べてみました!
なお、記録についてはこの記事を書いている2017年10月20日時点となります。
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台風ってなに?
そもそも台風って何なのでしょうか。また、アメリカで甚大な被害が出ているハリケーンと何が違うのか、ご存知ですか?
そのあたりについては、別の記事にまとめています。気になる方はこちらをどうぞ!
「台風の強さ、大きさの表現・基準は?ハリケーン、サイクロンとの違いは?」※別のページが開きます。
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最も遅い台風、早い台風
遅い台風
日本に上陸した最も遅い台風は、1990年11月30日14時頃、和歌山県白浜町の南に上陸しています。11月の終わりとえいばもう冬ですよね。
冬台風ってどんな感じなんでしょうか。冷たい強い風に雨が混じって・・・考えるだけで寒いです。夏と違って、濡れると乾きませんので風邪ひきそうですね。
11月に上陸したのはこの台風だけで、2000年以降でみると、2004年10月20日13時頃、高知県土佐清水市付近が最も遅い上陸になっています。
ちなみに最も遅く発生した台風は、2000年12月30日9時です。晦日に発生、年越したんでしょうか。
早い台風
反対に最も早く上陸した台風は、1956年4月25日午前7時半頃、鹿児島県大隅半島南部に上陸しています。GW直前ですね。
2000年以降では2003年5月31日6時半頃、愛媛県宇和島市付近に上陸しています。
早く発生したのは、1979年1月2日9時です。なんとお正月です!
この頃に発生した台風は、気圧配置の関係もあった日本には近づかないのでしょうが、どこに行ったんでしょう…
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他の記録
発生数
台風の発生数は年間20-30個くらいですね。今年は今の時点で21個ですから、平均くらいでしょうか。
1951年以降の記録で、年間最多数は1967年の39個、最少は2010年の14個です。3倍近く開きがありますね。
月別ではやはり8月が多いようです。1966年と1960年の8月に10個の記録があります。10個は多すぎますね!沖縄方面に旅行を計画していたら気が気じゃなかったのではないでしょうか。
私も一度、沖縄で台風直撃にあいました。帰りのフライトは数時間遅れでなんとか飛びましたが、滞在中はホテルライフを愉しみました!(^^;;
日本への上陸数
今年2017年は3個で、今回の21号が4個目になりそうです。
最多は10個で2004年、最少はゼロで2008年、2000年、1986年、1984年の4回記録しています。
都道府県別というのもあって、最多は鹿児島県の40個、2位高知県(26個)、3位和歌山県(23個)は予想の範囲ですが、10位に北海道(6個)というのは意外でした。
でもよく考えてみると、日本列島をかすめた台風が、日本海に抜けて上陸するケースなんでしょうね。
上陸時の中心気圧が低い台風
1961年9月16日に高知県室戸岬に上陸した第二室戸台風がトップで925ヘクトパスカル、2位が1959年9月26日に和歌山県潮岬に上陸した伊勢湾台風です。
やはり甚大な被害が出た台風は気圧も低かったんですね。
なお、1951年の統計を取る前の記録にはもっと低い記録があります。
1934年9月21日 室戸台風 911.6ヘクトパスカル
1945年9月17日 枕崎台風 916.1ヘクトパスカル
これだけ低いと潮位がかなり上がりますし、この勢力を維持しているということは風・雨とも凄かったんでしょうね。70-80年も前ですから河川の氾濫も多かったことでしょう。
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まとめ
台風についてみてみましたが、いかがでしたか?
こういった記録は女性より男性のほうが楽しめるようですね。私もまとめながら楽しんでいました(^^;;
最後に長寿台風についてみておきましょう。
「寿命」の定義は発生してから消滅するまでですが、「消滅」とは熱帯低気圧または温帯低気圧に変わるか、気象庁の担当領域(北西太平洋および南シナ海)を外れるかをいいます。
今年2017年7月20日に発生した台風5号(ルノー)は台風の期間が19日と史上最長タイ記録でした。
記録をいろいろみてみると面白いですね。もっと詳しく知りたい方は、国土交通省気象庁のページをご覧ください → 「台風の統計資料」 ※別のページが開きます。
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